国内最大級の足湯 その1 湯河原温泉独歩の湯

関東近辺で最大級の足湯施設の一つに湯河原温泉の「独歩の湯」がある。

湯河原温泉は多くの文人に愛された地であり、国木田独歩も足湯がある万葉公園に石碑があるぐらい湯河原の風情を愛した。その名前を冠した足湯施設が独歩の湯である。

場所は湯河原駅からバスで15分、落合橋か公園入口で下車した万葉公園の中に、平安京の庭園風の地理風水を応用した趣のある九つの足湯(ここでは泉と表記)が広い庭園内に点在している。泉質はナトリウム塩化物・硫酸塩泉で弱アルカリ性。入園料は町外の場合は大人300円(15歳以上)、小人(6歳以上~15歳未満)は200円、町内の方は100円で、更衣室にはロッカーがあり、サンダルも無料で貸してくれる。              

そして、大きな門をくぐると、広い庭園内に足湯処が点在している(よく見ると日本列島をイメージした配置となっている)。それぞれの足湯処の中には様々な突起した石が設置され、その上を歩くことが足裏マッサージ効果となり、「肝臓と目に効く」「腎臓と耳に効果」「肌の若返り」「高血圧・動脈硬化・心臓病そして胃の病気に効果」など、「癒しの泉」としては十分すぎる効果効能を謳っている。足湯施設としては、温泉の中の突起した石上を歩いてほしいそうだが、ほとんどの入園者は歩かず足湯に浸かり、のんびりと過ごしているカップルやグループが多いように見える。ここは「癒しの泉」であり、効能が書いてある看板を眺めながら思いっきり足を伸ばし、ふくらはぎまで湯につかり九つの泉をゆっくりと味わうことができるのである。

ただし、ここは若いカップルのデートスポットでもあるらしく、二人の世界に浸っている足湯には、他人はなかなか入りにくいのも現実である。

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