2018年2月10日
関東近辺で最も大規模な足湯施設は、那須塩原温泉にある「湯っ歩の里」であろう。とにかく大きく広く、しかも回廊式のユニークな足湯施設である。2006年8月に塩原温泉開湯1200年を記念して作られた施設だそうで 、塩原温泉の中心にあり近隣の大型ホテルからは徒歩圏内である。
足湯回廊とは、延長60m(30m×2本)幅1.5mの回廊に、湯温度と底石の異なる6種類の半円形の足湯槽ゾーンのことであり、入口の右側が39℃の「ぬるめ」ゾーン、左側が41℃の「あつめ」ゾーンに分かれているので、自分に合った足湯が楽しめるようになっているのがうれしい。
右側のぬるめゾーンには、「乗り物酔いを解消する」「骨盤腔の内臓や生殖器を整える」「消化器系を整える」、左側のあつめゾーンには、「運転の疲れをいやす」「二日酔いを和らげる」「冷え性に良い」ゾーンがあり、かけ流し温泉の中で足裏のツボを刺激すればこれらの体調を整える効果があるそうである。
入館料は大人(高校生以上)200円、中学生・小学生は100円を取られるが、温泉療法として、あるいは観光ドライブ疲れにも湯っ歩の里はオススメである。